ちいさなお家から

パン作り記録、ごはん日記、お菓子作り、毎日のあれこれナド

初めてのスキー。|体育のスキー実習でしかスキー経験がないのに息子にスキーを教えた話、もしくは正しいかは分からない素人の奮闘記。

 昨日の日曜日、息子にスキー場というものを体験させてやりたいと、県内のスキー場へ行って来ました。

 最初は立つこともままならなかった息子ですが、数時間後にはボーゲンが出来るまでになり、充実の一日を過ごすことができました。


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自分で「やりたい」と思ってくれるなら...

 はじめはスキー場の雰囲気だけでおめめらんらんの息子、持ち込んだソリを存分に楽しんでいました。ファミリーゲレンデにはエスカレーター式のリフト的通路があり(時代は変わったな...) 、登る苦労は全くないのですから、エンドレスで楽しめます。ソリにしか興味がなかったら今日はそれでもいいと思っていたので、息子の好きにさせていました。何せ小1、スキーに乗れるまではちょっと頑張らないといけないし、自分がやりたいと思うことが大事ですから。
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  しかし場に慣れて落ち着くと、スキーを楽しむ人を指して「あれやりたい」と。不安顔の旦那さんをよそに、私は心でガッツポーズです。ブレイブボード(リップスティック)というスケートボードも乗れるようになったし、バランス力ついて来たかな...やりたいならやってみよう !
 ぜひ挑戦しようと、早速レンタルカウンターへと急ぎました。自分も久しぶりに滑りたい気持ちはあったけれど、教えながら乗るのは無理かと思い、今日は抑えて。息子の手続きを済ませていざゲレンデへ戻りました。


「ハの字」と前傾姿勢

 さあ、と出たものの、当然ですが少しでも傾斜がつくと立つことすら出来ません。夫婦で息子の両脇を抱えて、立つ練習と「ハの字」の足を作ることから始めました。その後も二人で息子の両脇を抱え、「ハの字」を意識させつつ緩い斜面を下ること数回。スキーに慣れておられる方なら、自分もスキー板を付けて、背中から抱き抱えるように一緒に滑るといいのでしょうが、今回親も久しぶりのスキー場、自信がなく この両脇を抱える方法にしました。
 また、怖さからどうしても身体が反り返ろうとするので、防ぐために前傾姿勢にも意識させました。
 最初は「ハの字」にならないので速度調節が出来ず、足元の速さに体勢は崩れるわ、支える親がついて行けないわで、親に要する体力も相当なものでした。around40&50の親の方が挫けそうになり、無理かも...と思いかけたその時、「お腹空いた~」の声。待ってました~‼とばかりに休憩を取りました。助かった~😆

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滑れるお子さんをよく観察した

 腹ごしらえを済ませた後、再開です。
 今回行ったスキー場には、ファミリーゲレンデにもリフト代わりのエスカレーターがあり、そこに乗っている間が水分補給と観察タイムになりました。私も滑れるお子さんは何が違うのかをよく観察して勉強になりました。「ハの字」以外にも、姿勢、板の傾き(エッジを利かせること)など、息子に説明しながら一緒によく観察し、それが息子にはとてもいい刺激になったようです。
 ちなみにこのエスカレーターがかなり助かりました。これがなかったら、きっと挫折していたと思います。
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「足の開き方」と前傾からの腰落とし 

 ふと息子の足が整って来たので私一人でも支えられるようになり、今度は息子のジャケットの裾を、背中側から掴んで支える方法を取りました。スキー経験が私よりもはるかに多い旦那さんですが、体力温存の為お休み願いました。息子に後で聞いたところによると、ちょうど前を滑っていた他のお子さんの足の開き方がとても参考になったので「ハの字」が出来るようになったとか。身近、というか等身大のお手本が良かったようです。
 そしてこの頃、背中から掴んだことで腰を落とすことにもつながり、重心が上手くとれたようです。

 こうしてコツを掴んだ息子の様子を見て、徐々にジャケットを持つ手を離していき、無事一人でボーゲンで進むことが出来るようになりました☺

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 私は今まで、学校から行ったスキー教室でしかスキー経験はなく、リフトのコースになど出たこともありません。これを機に、わが家の冬にまた新しい楽しみが加わって、息子とメインコースデビューを果たすのもいいかなと思っています。
 気負わず、上手なお子さんを観察して、一緒にその場で学んでいけば、親にあまり経験がなくても とりあえず息子がボーゲン出来るようになりました、という奮闘記でした。
※正しい教え方かは分かりません、
悪しからず😁💦


 最後まで読んでいただき、ありがとうございます☺